JavaScriptの「演算」

JavaScript

算術演算子について

演算について基本的な部分を考えてみました

代入演算子

代入演算子は右オペランドの値を元に、左のオペランドへ値を代入するものです
単純な代入演算子はイコール「=」があります

JavaScriptは二項演算子や単項演算子が実装されています
二項演算子は以下のように2つのオペランドをとる演算子です

オペランド 演算子 オペランド

代表的な演算子は以下の通りです
加算(+)、減算(-)、乗算(*)、除算(/)、剰余(%)

let x = a + b;

単項演算子は、1つのオペランドをとる演算子です
演算子 オペランド (++x) 前置単項演算子
オペランド 演算子 (x++)後起単項演算子

インクリメント(++)
let x = 10;
x++; // 11

デクリメント(–)
let x = 10;
x–; // 9

符号反転(-)
let x = 10;
let y = -x; // -10

他にも
加算代入:x = x + n
減算代入:x -= n
乗算代入:x *= n
除算代入:x /= n
剰余代入:x %= n
べき乗代入:x **= n

比較演算子

等価・左右の値が等しいか比較(== )
厳密等価・左右の値が等しいかデータ型を含めて比較(===)
不等価・左右の値が等しくないか比較(!=)
厳密不等価・左右の値が等しくないかデータ型を含めて比較(!==)
大なり・左のオペランドが右のオペランドよりも大きい場合に true (>)
以上・左のオペランドが右のオペランド以上である場合に true (>=)
小なり・左のオペランドが右のオペランドよりも小さい場合に true (<)
以下・左のオペランドが右のオペランド以下である場合に true (<=)

論理演算子

論理演算子には、AND演算子(&&)、OR演算子(||)、NOT演算子(!)があります

AND演算子は、左右の式が両方ともtrueの場合にtrueを返します

true && true = true
true && false = false
false && false = false 

OR演算子は、左右の式のどちらかがtrueであればtrueを返します

true || true = true
true || false = true
false || false = false 

NOT演算子は、式がtrueであればfalseを、falseであればtrueを返します

!true = false
!false = true

文字列結合演算子

文字列結合演算子は、2つ以上の文字列を結合するために使用されます。この演算子は、+記号で表されます。以下は、文字列結合演算子の例です。

let str1 = 'Hello';
let str2 = 'World';
let str3 = str1 + ' ' + str2;
console.log(str3); // 'Hello World'

条件演算子

この演算子を使用すると、if/else文を簡潔に書くことができます

条件式 ? trueの場合の値 : falseの場合の値

const age = 20;
const message = age >= 18 ? "成人です" : "未成年です";
console.log(message); // "成人です"が表示されます

今回は以上です
それではまたは・・・

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